環境経営理念・環境経営方針
伊藤鉄工は、経営理念に基づき、皆様と一緒にその時代その時代に存在する社会問題を念頭に置き、日々生産活動に取り組んでいます。
その一環として、平成22年1月25日にエコアクション21(環境省が定めた環境経営システム)の認証・登録をしました。
弊社は、エコアクション21ガイドライン2017年版に沿った取組を2017年10月からスタートしています。
環境経営理念
伊藤鉄工(株)は、経営理念である「社会への貢献と従業員の成長」を願い、金属などの切削加工業者として、地球環境問題が地球上の人類と生命にとって最重要課題であることを認識し、環境負荷の継続的削減に努め、社会に貢献できる継続可能な企業活動を推進します。
環境経営方針
継続的に環境負荷の削減を含めたコストの削減で、持続可能な企業活動を通じ課題を見つけ、その課題解決をチャンスと捉えた環境マネジメントシステムを構築し運用します。
そのために、以下の項目を全従業員は継続的に取組みます。
電気・化石燃料等のエネルギー使用量(二酸化炭素の排出量)の削減に努めます。
生産活動において、作業の効率化、不良率の削減、2S(整理・整頓)の徹底、3ム(ムリ・ムダ・ムラ)の排除などの取り組みで、コストの削減に努めます。
廃棄物を分別回収し、再資源化に努めるとともに、排出量を削減します。
節水に努め水使用量を削減します。
環境関連法規の遵守を含めたコンプライアンスの推進をします。
企業価値を高めるために、教育、訓練、研修、などで自己啓発し、全従業員は環境経営理念を周知徹底して環境経営方針に沿って取り組みをします。
環境経営理念・方針は、環境経営システムを構築し、継続的な改善に努めます。
制定日:平成21年1月21日
最終改定日:平成30年12月 3日
代表取締役:伊藤 誠
取り組み事例をカテゴリーごとに紹介
1.環境経営推進会議
(1)C会議
PDCAのCを冠して、四半期ごとにエコアクション21の活動成果をチェック(C)する会議です。
【指標の考え方:特徴】
1)上記排出量のグラフは、目標値に対して有意差が上下5%の値が破線であり、範囲外の場合のみ取組みに何らかの原因があると考えています。
2)当社は、基本的には総量管理で取り組んでいます。ただし、CO2削減ツールとして原単位管理も併用しています。
この原単位管理の「消費電力量原単位」は、下図グラフから、①「固定消費電力原単位」と②「変動消費電力量原単位」に分けて評価しています。
1. 江戸しぐさ更新会議
江戸しぐさを教材にして、弊社の経営理念に基づき人間的成長を図る一つの取り組みです。
江戸しぐさとは
他人に対して思いやりの心を持って、積極的に行動する活動です。
(例)「うかつ謝り」
足をうっかり踏んだ時、踏んだ方は「すみません」と言う。
踏まれた方は「あっ,とっさに足をよけられなかった私もうかつでした。すみません」
このように、お互いが気遣った言動を「習慣」に「癖」にすることです。
更新会議後は、社内の各所にパネル掲示
2.改善活動
全従業員が取り組んできた成果の蓄積を紹介します。
(1)啓発的な取組
(2)研修的な取組
(3)行動が伴う取組
(4)その他
私達の取り組みがこのように評価されました。
- 平成23年3月25日環境活動レポート部門で奨励賞を受賞
- 平成25年度のEA21事務局が実施しているセミナーで、当社の活動報告をする。
3)平成28年5月30日に環境人づくり企業大賞2015で「優秀賞」を受賞